土壌調査は適切な分析会社へ依頼を!おすすめの土壌分析会社を厳選して紹介しています。

自分で土壌分析ができるキットの使い方

公開日:2021/04/15  最終更新日:2021/02/24


野菜や果物などの農産物を育てることに重要となるのが、土壌環境を整えることにあります。それには土壌分析が必要ですが、専門的な分析となるので専門業者を選ばなければいけないと考えるでしょう。しかし、近年では自分で土壌分析ができる簡易キットが販売されています。使い方も困難ではないので、今後の利用を考えてみてはいかがでしょうか。

これまでの農業では多量の肥料が絶対でした

これまでの日本の農業では、肥料を土に豊富に与えることで収穫量が増えていき、よい作物も栽培できると信じられてきました。しかし、多種多様な肥料を与える栽培方法は収穫量を増やせても、土壌の健康を損なう可能性が高くなるのです。肥料の与えすぎによって、リン酸やカルシウムが土壌に多く蓄積されている傾向にあることが、農林水産省の土壌環境基礎調査でわかっています。

この肥料過多の状態は人間でいうと「肥満」に近いとされ、決して健康な土壌環境とはいえません。近年では肥料も値上がりし、費用面で農家の経営の負担となります。よい土作りを行って作物を多く収穫するには、適切な土壌環境が重要となり、肥料代の節約にもなるのです。そこで土壌分析を行って現状を診断することが、次の作業を行う上で役立ちます。土壌分析というと専門業者に依頼して、結果を得るにも数日から数週間かかる場合もあり、作業の遅れを心配する人もいるかもしれません。

ところが、現在は土壌分析を自分で行える簡易キットが販売され、その日のうちに結果を知ることが可能です。土壌ではなく作物であれば野菜や果物という個体のため観察もしやすいですが、土壌のなかの状態は目で見てもよくわからないので、後回しにされることが多いのではないでしょうか。簡易キットを利用することで自分の農地でどの成分が過多で、どの成分が不足しているのか明確にしてください。

土壌分析で必要なポイントは3つ

野菜などの作物栽培に重要な土壌環境を整えるには、物理性・科学性・生物性を見直す必要があります。物理性というのは土の構造や通気性、排水性、保水性などで、化学性はpHや肥料成分、保肥力です。生物性というのは土壌中生物や非生物の多様性などをいい、これらの多様な部分を改良することが、よりよい農作物を育成する方向へと導くとされています。

しかし、土壌は作物と違い、状態を目で確認できません。そのため忙しさに日々追われ、土壌の分析は後回しにされがちです。そこで便利なのが簡易キットでしょう。分析は物理性・化学性・生物性の3つのポイントから行われ、土が健康かどうかを診断します。土壌がどのような状態であるかは、健康・不健康に関わらず、定期的に継続的に行うべきでしょう。これは人間の健康診断と同じで、常に土の成分の過多や不足を知っておく必要があるということです。

土壌分析のキットは生産者が田畑の真ん中に穴を掘り、土の乾き具合や湿り具合、根の状態、土の層などを確認します。分析という言葉は難しく感じるかもしれませんが、簡易キットはガーデニング用の土壌検査試験紙をベースに作られており、土地に合わせたカラーチャートや分析器具を組み合わせて作られています。電源などは不要で、土の採取器と養分抽出のためのプラスチック容器だけです。試薬類などもいらず、非常に使いやすいキットといえるでしょう。

土壌分析の使い方も種類も多様です

土壌分析には自分で色のチャートを見ながら結果を導き出すアナログタイプと、スマートフォンのアプリを利用して分析結果を得られるキットがあります。アナログタイプでは「低コスト」「低負荷」であることが特徴で、10箇所の土地で5成分を比較測定する場合は約3時間で結果を得られますまた、測定に必要なのはカラーチャート以外にパソコンとスキャナライザーを用いるタイプもあるようです。

パソコンの分析ソフトはボタンを2つクリックするだけなので、パソコンに不慣れでも使えるでしょう。そして1度に10種類の土を調査可能できるため、急いでいる方にも使いやすいキットだといえます。採取した土の量を量り抽出試薬でろ液を作り、このろ液に検定試薬を入れて発色液をスキャナにセットしソフトで解析しましょう。

スマートフォンと土壌分析用試験紙を組み合わせたタイプでは、ツールをダウンロードする必要があります。それで「誰でも」「簡単に」「正確な」分析が可能なのです。アプリを利用した分析では、測定項目がpHから硝酸態窒素、水溶性リン酸・水溶性カリなど、分析濃度別に色味が登録され、これまで人間が目視してきた判定の微妙な色の違いが瞬時に数値化できます。試験紙の色はアプリで読み取ることができ、無線通信で測定結果が送信されるようです。この分析結果はスマートフォンに保存されるので、土地別や季節別など見たいときに結果を確認することが可能となっています。

 

土壌分析はよい作物を作る上で、重要な役割を担っています。専門業者に依頼することも詳細な結果が得られるのでよいですが、忙しい場合には自分で簡易的ながらも土壌の状態を明確にできるので、利用してみてはいかがでしょうか。

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