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土壌分析の結果は最短何日でわかる?

公開日:2020/10/01  最終更新日:2020/10/06

土壌分析をすることでどんな利点があるのでしょう。それは土を分析することで、作る作物に合った最適な土壌を生み出すことができるのです。そうすることによって、作物の品質の向上や安定を得ることになります。これまでの土壌分析は結果が出るまでに2週間ほど必要でしたが、近年では最短で結果を知る事もできるようになっているのです。

土壌分析の結果は最短14分でわかる

これまでの土壌分析は土壌採取から専門機関である分析センターへ送り、結果が得られるのは2週間後とされていました。しかし、近年では分析方法も進化していき、最短で14分で結果を得ることができます。これができるのは、分析機器を現場まで持ち込み、その場で測定ができるようになったためです。土壌分析測定時間も14分と短く、その日から土壌の改良が始められるという画期的な方法が執られています。これまでは分析機関も少なく、せっかく分析を依頼しても実施率は1割程度といわれてきました。

その理由は土壌の調査に時間が掛かり、結果が出るのが遅くなることもひとつでした。そして分析自体の普及が進まない理由は分析機関が少なく、分析の依頼が多い春先・秋前など作付けが集中する繁忙期には、1ヶ月から2ヶ月も待たされることもあるためです。これまでの作業工程ではとても対応しきれず、調査しても効果を得られないという矛盾を抱えていました。

そしてその場で分析できる装置を現地に持ち込むことで、成分バランスの測定や施肥提案が可能となり、土壌分析が誰でも簡単に得られるという夢の現実が行われています。この技術で測定できるのは重要6成分を測定可能で、肥料の3成分であるチッソ(硝酸態窒素とアンモニア態窒素)やリン・カリウム、そしてミネラル分であるカルシウム・マグネシウムです。

土壌分析で得られる情報の使い方

土壌分析をすることで、どのような効果を得られるのでしょうか。土壌の分析は、作物を育てる土の中の栄養状態を知るための技術です。育てる作物によって必要な栄養成分が違うので、それぞれに合った量や成分に調整することが重要となります。

さらにその他の成分とのバランスを上手にとる事も大事で、土壌に不足している栄養成分と、過剰な栄養成分を把握することが土壌分析なのです。分析することで土の中の過不足がわかり、作物の収穫や品質の安定向上につながります。基準よりも多くなっている栄養を減らし、少ない栄養を加えることで最適な土壌バランスに近づけることになります。

その土地の土壌が必要とする資財の適切な投入量がわかるので、無駄がなくなる分肥料コストの削減にもなるでしょう。土壌分析はこれまで専門の分析センターへ送付する手間がありましたが、近年試薬調合作業が不要で誰でも簡単に分析が行える機器が開発されています。

この機器を使用することで専門家だけでなく農業法人や協同組合、それに農家自身が自分で土を採取し分析することが可能となっているのです。分析が身近になればそれだけ土壌の改良も進み、作物の収穫量や品質の安定を得られるといえます。土壌の成分抽出にはそれぞれ成分ごとの抽出が必要でしたが、共通の抽出液を使用することで一括抽出が可能となり、簡易化を実現することになりました。

土壌分析をするための土の採取方法は

土壌分析のための土の採取方法は、田んぼや果樹などで違いがあります。採取時期としては原則として作物収穫後や、後作の耕起前までに行います。果樹園では断根の影響が現われやすい時期(春先・干ばつの時期)を避けましょう。採取地点は圃場の対角線上の5地点から採取し、水田の場合は一方の対角線の3地点でも大丈夫です。

採取の仕方は田んぼでは表土の1cmほどを取り除き、深さ10cmから20cmの作土を採ります。露地や施設野菜畑では基本的に移植ゴテで株間の深さ15cmほどまでの土を採取し、この土が不均等にならないように施肥部の栄養成分が突出した場所を避けるなどの注意が必要でしょう。畝がない平坦な土地の場合は田んぼと同じように、対角線上の5箇所の土を採ります。

この時も出入り口などを避けて、中央部の辺りから採取してください。果樹園はその場所で代表的な樹体5本から6本を選び、それぞれの果樹の枝先から30cmくらい内側の当たりで2箇所から3箇所採ります。

主要根群域(幹から30cmから40cmまで)を上(0cmから20cm)と下(20cmから45cm)2等分に分けて、各層ごとに混ぜます。果樹園が傾斜地である場合は採取する場所を上部中部下部に分け、マルチ資財や未分解の有機物があるときにもこれを取り除いてください。大切なのは一定の深さの土を均一に採取することです。

 

土壌分析はなぜ必要なのでしょう。それは作物を元気に育てるためには適量の肥料が必要だからです。肥料は多すぎても少なすぎても育ちません。近年は天候の変動も激しく、作付け期間中の栄養成分の必要量は年々違います。土壌のバランスを保つことで肥料のコストダウンや地球環境への配慮となるのです。

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